創業85年、箱根西麓野菜を使った漬物の製造販売会社。7割が業務用なのであまり一般には知られていない。一般消費者向けにはスーパーやお土産物店で販売しているが、「箱根大根の漬物」など個別のラベルになっていて、同社の漬物をカテゴライズする共通のブランドがない。デザイン会社に依頼して共通のラベルを作ろうとしているが思うようなデザインが上がってこない、という状況の中、いずれ4代目となる若い事業継承者が参加。インパクトある「客寄せ商品」でまず人を引き付けてブランドを記憶させ、「受皿商品」である既存の漬物も買ってもらうという相乗効果を狙うための、革新のブランド開発に取り組んだ。

ブランド紹介

洋食をおいしくする新しい漬物ブランドを開発。新しい漬物だが、伝統の匠の技が活きていることを伝えるために「漬衛門」と擬人化したブランド名にし、ロゴマークもモダンな家紋のような形を工夫した。紺で伝統を、金で質の高さを表現している。

パッケージ紹介

ビニール袋に筆文字のラベルで売られている従来の漬物は、いかにも和風で昔ながらのものに見えてしまう。そうではない、洋食をおいしくする新しい漬物ということが分かるようにオシャレなビン詰めにし、フルーツやナッツの入った中味も見せながら、ピクルスとは違うあくまでも漬物ということが伝わるパッケージを工夫した。

製品紹介

昔ながらの漬物は、保存食だった頃の名残で塩気が強く、和食にしか合わないイメージが強い。かといってピクルスだと酸っぱ過ぎる。その中間で、オリーブオイルやバルサミコ酢、リキュール、フルーツ、ナッツ、ハーブやスパイスなどを使った洋食に合う新しい漬物を提案。見た目も色鮮やかで楽しいラインナップを目指し、イチジク&トマト、人参&クルミ、レタス&グレープフルーツなど5種類の製品を開発。