SupriseFOODプロジェクトタイトル
2018/2/13
Surprise FOOD プロジェクト 2018
2月全体会/イベント出展の感想と改善会議

伴支連,望月聖司

ネオ焼津プロジェクトで
ふじのくに総合食品展示会(静岡市)、
静岡おみや首都圏商談会(秋葉原)と
2つの展示会へ出展しての感想と次へ向けての
改善点やプロデューサーの望月聖司からの
アドバイスをする全体会。


従来にない新規につながったと三洋食品さん

ツナのリエットを出展した三洋食品さん。
これまで取引のなかったベーカリー分野などの
新規につながっているとのこと。

「パンをおいしくする」というコンセプトを
受け入れてもらえたようで、
静岡より東京の方が引き合いが強かったそうです。

パンのファンは多いのに、
塗って楽しむものがまだあまりない。
でもクックパッドなどでは主婦がサバや
サーモンを使ってリエットを手作りしている。
そんなライフスタイルへ合わせた提案が
求められていることを実感したもよう。

今はネットコミュニケーションの時代。
メニュー提案だけでなく、
塗って焼いたらどうか?なども検証し、
ネットを使ってコアなクラスタ(集団)へ向けて
情報を発信していくことなどを
アドバイスさせていただきました。


東京での反応の良さに驚いたという岩清さん

ワインに合う女性向け新サバ商品を出展した岩清さん。
馴染みのない商品でしかも高級品のせいか、
静岡ではあまり手ごたえがなくがっかりしたそうですが
東京では一転して大盛況。

パッケージの斬新さに「これは輸入品ですか?」
と驚かれ、さらに食べてびっくり!という反応で、
ブースに人が途絶えなかったとか。

「パッケージの商品名をもっと大きくして
目立たせてほしい」とリクエストがあったそうですが、
それはやめた方がいいとアドバイス。
全体のバランスを見てデザインしてあり、
文字を大きくするとオシャレさがなくなり、
逆に目立たなくなってしまうからです。

また、ビジネスは成長を始めた時に覚悟がないと
中途半端になり失敗する確立が高いという話や、
取引先は共に商売を発展させるパートナーであり、
こちらが必要以上にへりくだる必要はない。
プロとして対等に渡り合うのが大事、
などの話をさせていただきました。


「FOODEXまでに食べ方提案のツールを作ります」と焼津冷蔵さん

穴子トルティーヤを開発していた焼津冷蔵さん。
展示会では中身の穴子芯を出展したところ、
「トルティーヤはないのか?」
「すぐに売れるものがほしい」と言われたとのこと。

ネオ焼津はもともと、最終商品を開発し、
B to C商品を求める人が来る展示会へ
出展する支援事業。
穴子芯のように加工が必要なB to B商品の場合は、
スーパーマーケットトレードショーなどの方が
向いていると言えます。

3月のFOODEXまでに
最終商品を作るのが難しいのであれば、
穴子芯のさまざまな使い方が
バイヤーさんに伝わるツールを作ったり、
アンケートに答えた人には試供品を配るなどの
工夫をした方がいいのでは、とアドバイス。

FOODEXは新しいものを求める人が集まる場所なので、
先に革新的な提案で興味を引き、
次に伝統の裏付けで信頼を得ることなどを
お話させていただきました。

煮こごりジュレを出展したはの字食品さん。
本日の会議は急用で欠席でしたが、焼津市を通し
「日常品のスーパーより高級スーパーや
通販の反応が良かった。FOODEXに向けて、
希望価格に見合うよう
もう少しパッケージに高級感を出す。
3種の商品ごとにさまざまなレシピ提案をサイトに
アップし、チラシにQRコードを入れて紹介する。
3種セットを用意する」
などに取り組むと報告がありました。

万能調味料のような商品は、
パッケージだけで魅力を伝えるには限界があります。
ネットコミュニケーションで伝える環境を整え、
活用すること。それが消費者が買うための苦痛や、
バイヤーさんが仕入れるための苦痛を
取り除くことになる、などの話をさせていただきました。


「生徒にとって良い経験になった」と焼津水産高校さん

また本日は、岩清さんや焼津冷蔵さんに
アイデアを提供して共同開発をした焼津水産高校の
久保山先生も出席。

「今回のコラボで
商品開発をやりたいという生徒も出ており、
向上心につながったと思う」と感想をいただきました。

商品開発は楽しいもの。でも社会に出ると、
開発に携われる機会はそう多くありません。
開発をやらせてもらえるのは、成長しようとしている会社。
ネオ焼津に参加しているのは、そんな会社さんたち。

入社後も生徒さんたちが成長できるような
会社を見つけるためのコラボとして役立ててほしい、
というお話をさせていただきました。

来月は幕張メッセ「FOODEX JAPAN」への出展。
そして市長への報告会で事業終了です。
1年の取り組みを自信を持ってお披露目できるよう、
ラストスパートをがんばっていただきたいと思います。


2018/1/31
Surprise FOOD プロジェクト 2018
SSKさんに超魅了!提案をしました

SSKさんとの打ち合わせ

マヨネーズやドレッシング等を製造、販売している
SSKの支店長さんに「味覚磨く活動」を紹介し、
何か一緒に活動ができないか話し合いました。

ここ数年、若年層の味覚力の低下が問題になっています。
食事をするときに素材の味わいを意識したり、
いろんな食べ物に挑戦することで、
一度低下した味覚力も、また磨くことができます。

調味料のアレンジを楽しむ私たちのコンテンツの一つ、
超魅了!のコンセプトがSSKさんの商品に
ぴったりなのではないかということで、
それらを使って味覚を磨くという切り口で、
新たな分野への道筋を探ります。

今後も、こちらから様々な提案をしていくので
すり合わせをしていきましょうというお話になりました。


2018/1/20
Surprise FOOD プロジェクト 2018
山上水産さん/パッケージではなくブランドデザイン

焼津で佃煮製造業を営む山上水産さんが、
パッケージのご相談に見えました。

かつおしぐれ煮の箱を作り変えるに当たり
DM便で発送できるサイズにしたい。
その際、他の商品でも使えるようにしたいが、
デザインや印刷などをどうすれば良いかというご相談。

パッケージの1個単価を安くしようとすると
印刷のロット数が増えてしまう。すると在庫を抱え、
なかなか使い切れないのが困るとのお話。

たくさん売れるものなら
大量印刷して1個単価を安くすればいいが
そうでないのなら、1個単価が高くなってもいいので
小ロット印刷をして回転を早くし
その都度パッケージを見直し改善した方が良いこと。

なるべく予算をかけないなら、
箱を印刷するのではなく型抜きだけしてもらい、
商品名などはシール対応にすれば
他の商品でも使い回しできること。

まず、発送用にどんな商品ラインナップがあり、
贈答用、ご自宅用、少量と大量の場合など、
どんな種類のパッケージが必要かを整理した上で、
パッケージキットを作った方が良いこと
などをアドバイス。

でも、一番問題なのは、山上水産さんの
伝統のブランドが整っていないことでした。
箱にどんなロゴマーク、柄、フレーズを入れるか、
それは箱のデザインではなく、ブランドデザインです。

マークやエレメント(シンボルとなる柄)は
パッケージのついでに作るものではなく
会社の方針や戦略を検討した上で作るべきもの
などというお話をして、
今後について打ち合わせさせていただきました。


2018/1/19
Surprise FOOD プロジェクト 2018
三洋食品さん/パッケージと情報発信会議

本年度のネオ焼津プロジェクトに
参加されている三洋食品さんが、
現在開発中のリエッツナのパッケージについて
相談に見えました。


若い担当者2人ががんばって新商品開発に取り組んでいます

高級感を出すために
缶を入れる紙箱に地が銀色の紙を使いたいとのご相談。

そうすると白インクを引く5色印刷になるが
真っ白くインクが乗るか
印刷会社さんに確認した方が良いこと、
シルバーの地にチェック柄の黒が
きれいに乗るか色校正を出してもらった方が良いこと
などを打ち合わせ。


支援の中で望月が提案したリエッツナパッケージデザイン

また、メーカーさんは作って終わりではなく、
レシピ提案をしたり、
開発の舞台裏をブログで発信したり、
キャンペーンを張ったり、
モニター募集するなど情報発信し続けることが大事。
中小企業はネットコミュニケーションで
ファン作りに力を入れること
などをアドバイスさせていただきました。


2018/1/12
Surprise FOOD プロジェクト 2018
豚肉ブランド会議/情報の拡散と集中

富士農場サービス 桑原さんの豚肉を
ブランディングするためには何が必要か、
プラットホームサービスの役割と
必要性などを知っていただく会議。

豚肉といった一見普通に見えるものは、
お肉だけ見せても良さは伝わらない。また、
販売サイトでどんなにこれは良い商品だと訴えても、
売りたいがためにそう言っていると思われてしまう。

桑原さんのように、
ちゃんとした考えと優れた技術があり、
良いものを作っている人ほど売るのが難しく、
情報発信をするコンテンツマーケティングサイトが必要。

また、中小企業の基本戦略は、
高付加価値、高単価、小ロット生産だが、
半径10km以内にそんな特殊な商品を
欲しがる人が何人いるか?を考えると、
リアル店舗で売ろうとすると厳しい。

だからネットショップで販売する必要があるが、
自分一人でサイトを作っても
存在を知ってもらうのが大変。
かといって大手モールに入ると
膨大なショップの中に埋もれてしまう。

だからプラットホームサービスによる、さまざまな
関連窓口から導いてもらえるしくみが有効、
などというお話をさせていただきました。

品質PRや自社商品のレシピ提案だけの時代は終わり、
今後は、どんな豊かな生活ができるかを複合的に
提案するライフスタイル提案が求められます。

プラットホームサービスによる
情報の拡散と集中で、
どんな新しいポークライフを
提案できるかに取り組んでいきます。


2018/1/11
Surprise FOOD プロジェクト 2018
1月全体会/トークスクリプト会議

ネオ焼津プロジェクトで
今月末から始まるイベント出展に向けて、
製品やディスプレイの確認、
トークスクリプトのレクチャーなどの全体会。

初めにプロデューサーの望月より
「ブランディングとファンづくり」についての話が。

弊社の石司がレシピ投稿サイト「クックパッド」に
1/7に七草粥のレシピを投稿しました。
どれくらいアクセスがあったと思いますか?
「120~130件とかですか?」と皆さん。

実は一夜にして6000件近いアクセスがありました。
その日にどうしても七草粥の
レシピを見たい人たちがいたということです。
また、「30分で炊き上げ!お鍋で七草粥」という
手軽さにテーマを絞ったタイトルで
簡単そう!と思ってもらえたこと、
キレイな写真を工夫したことなどが
アクセス数につながったと思われます。

消費者がこういったサイトを活用しているのに、
果たしてメーカーさんたちはどうでしょう?
人が集まる場所へ自ら行かなければ何も始まりません。

メーカーさんは作って終わりではなく、
食べ方提案をし続けるなど、
継続して情報発信することが大切で、
それがブランディングとファンづくりにつながる、
などというお話をさせていただきました。

続いて、伊藤からイベント出展の準備や心構え、
トークスクリプトの提案と説明を。

食品メーカーさんはつい、
品質がいい、こんな技術で作った、栄養がある
など製品のことを話したがる傾向がありますが、
それはどこも言っていることで掴みにはならない。

この商品はどんなニーズに応える
どんな新しいライフスタイル提案があるのか、
どんな楽しさを提供するかをまず伝えること。

例えば岩清さんなら、
「国内産の最高品質のサバです」ではなく
「ワインやパンにぴったり!
女性のための新しいサバシリーズです」
をまず伝えて興味を持ってもらうこと、
などをお話させていただきました。

その後は試食とディスプレイの確認です。


「おしゃれなパン屋さんのようなブースを予定してます」と三洋食品さん

三洋食品さんのリエッツナは、
3種類の違いが出てきてどれもおいしいが、
もっと各特徴を際立たせた方が良い。
ファーストインパクトを工夫してみる。


5種類の味替えサバタパスを試作してきた岩清さん

岩清さんのサバタパスは、
おつまみなのでもっと塩味があっていい。
以前、バイヤーさんに
塩分のことを言われて気にしているようだが、
それは年配者向けの場合で、
若い人は塩分のことなど気にしない。
毎日食べる訳ではないし、おつまみとしておいしいと
自分が自信を持ってオススメできる味にする。


焼津冷蔵さんのポスター、チラシ、腰巻のデザイン案。支援の中で提供します

焼津冷蔵さんの穴子トルティーヤは、
3種類の味ごとに使う野菜を変え、
見た目や味、食感の違いを出す。
洋風穴子なのだから、
ディスプレイも洋風のおしゃれなお皿などを使い、
ピクルスを添えるなど、盛り付けも工夫する。


前回のアドバイスを受け、パッケージに合わせた
3色のマットでディスプレイしたはの字食品さん

はの字食品さんの煮こごりジュレは、
商品パッケージの前に
グラスなどにジュレを入れて飾り、その前に試食を置く。
…などをアドバイスさせていただきました。

最初のイベントは、
1/31静岡市のグランシップで開催される
「ふじのくに総合食品展示会」。その後、
2/2秋葉原UDX「静岡おみや首都圏商談会」、
3/6~3/9幕張メッセ「FOODEX JAPAN」
と続きます。
楽しんで臨んでいただければと思います。


2017/12/20
Surprise FOOD プロジェクト 2017
豚肉ブランド会議/情報発信で潜在顧客を発掘

富士農場サービスの桑原さんと、
とれとれ富士山の小櫛さんと豚肉ブランド会議。


サイトを見ながらビジネスのしくみを説明

今月オープンした
食の地域活発化支援サイト「伴支連」と、
味わいを深める情報発信サイト「FOTOCO」を見ながら、
消費者×企業×支援団体をつなぐ
「食のプラットホームビジネス」について
説明させていただきました。

大抵の食品は、食べてから買うのではなく、
買ってから食べます。

桑原さんの豚肉のように良いものでも、
特徴が明確でないと
買ってもらうのは難しいものがあります。

製品の良さをアピールしているサイトは
たくさんありますが、他との違い、
オススメの食べ方などまで
詳しく紹介しているところはそうありません。

そこで、売るためではなく、
味わいを深めるための情報をFOTOCOが発信。

桑原さんのLYB豚やセレ豚の特徴、
どんな食べ方をすれば味わいを深められるかなどの
ライフスタイル提案のある情報を届け、
興味を持ってくれた人が購入できる、
潜在顧客を引き出す「コンテンツマーケティングサイト」
の役割などをお話しました。

「かねてから良い食材を伝える有効な方法はないかと
考えていた」という小櫛さんは、
ご自分も情報発信していきたいと積極的。

桑原さんも、ご自分のブランドを育てていくしくみを
イメージされ「私が関わっている
他の養豚業者さんも支援できますね」と
ビジネスの広がりを期待していました。

ちなみに、桑原さんの豚肉は
富士幻豚」と、「LYB豚」で販売されています。


FOTOCOの展開が楽しみという小櫛さん(左)と
メモを取り熱心に聞き入る桑原さん