脱サラし別荘地に米粉パン工房を開店して数カ月。子供との時間を大切にしたいため、週末だけ営業している。営業日は午前中には売り切れるが、作る数が限られているため日商が決まっており、人件費が出るくらいであとは赤字の状態。利益の出るビジネスにしたいという相談。パン作りのプロではなく、パンビジネスのプロになるべきとアドバイス。立地と環境を活かしたSHOP商品の開発とそのブランド化に取り組んだ。

ブランド紹介

土日だけで商売をしようとしたら、商圏を広げてもっと集客することが必要。今の商圏は別荘地の半径5km。それ以上広げたいなら、わざわざ買いに来たいと思ってもらえる特別なものを揃える必要がある。しかし手作りパンだけだと限界がある。そこで、サプライズフードを仕入れて販売する「新しい食の発信基地」としてのブランドを開発。店名が愛娘の名前であることから、食の花が咲くお店という意味とお嬢さんをイメージしてロゴマークを創った。お嬢さんがかわいい、パンもかわいい、地域の人も大事…という気持ちを表現した。

パッケージ紹介

食パン、米粉パンなどは一般名称であるためブランドの記憶にはならない。そこで同店オリジナルとして、粉の配合を商品名にした「60食パン」「60レーズン食パン」「90デニッシュ」「55ハードトースト」などとネーミング。店内のトレーにも同名の商品タグをつけ、ブランドロゴと共に記憶してもらう戦略に。商品につけるシールやショップの紙袋にも統一してブランドロゴを入れ、店自体をひとつの商品と考え、お土産として購入してもらうことで広く存在を知らせ、商圏の拡大を狙った。

製品紹介

お店で出す特徴的なパンとして、米粉60%の食パン、米粉90%の食パン、米粉90%のデニッシュパン、フランス粉と米粉が50%のハードトースト、レーズン60%のレーズン食パン、米粉90%のクロワッサン(プレーン、黒糖、メイプル、黒ゴマ)などを開発。さらに仕入れる商品として魚と野菜で作った甘くないシーフードジャムや、魚と野菜の練り物を挟んだちくわパン、パンに合う緑茶などを提案。