創業150年以上の老舗日本酒蔵元。若者の日本酒離れが進み、既存客が高齢化していることから、若い人で特に女性に好まれる日本酒を作りたいと、微炭酸の発泡日本酒を開発。このパッケージを開発したいという相談だったが、膨大なラベル数の日本酒を製造していたためブランドの拡散が起きていた。そこで、従来の日本酒は既存客向けの「伝統のブランド」、今回の発泡日本酒は若い女性向けの「革新のブランド」と分けて考え整理することをアドバイス。新ターゲットに向けた革新のブランドとして開発に取り組んだ。

ブランド紹介

新しい日本酒なのに従来の日本酒のイメージに寄せると、日本酒を飲んでいない層からは普通の日本酒と思われ買ってもらえない。日本酒を飲んでいる層からは、こんな甘くて微炭酸は日本酒じゃないと受け入れてもらえない。どっちつかずの物になってしまう。そこで、これまでにない革新の日本酒ブランドとして開発。「シャンパンのように乾杯で飲んで欲しい」という社長の言葉から、「ちょびっと乾杯」というブランド名に。ちょっといいことあった日に、軽い気持ちでちょっとだけ乾杯を楽しむお酒」というライフスタイルを提案。微炭酸の日本酒であることを「ぷちしゅわ日本酒」というフレーズで伝え、ほのかな甘さとしゅわしゅわする楽しい感覚をエレメントで表現した。

パッケージ紹介

従来の日本酒とはシルエットから変えることを工夫。円錐形で新しい日本酒感を出しながら、艶消しのビンにすることで日本酒らしさも残した。ラベルはパール紙にして上質感とおいしそうなシズル感を、フレーズで製品性能を、商品名とグラスのイラストで従来の日本酒との差別化と使い方提案を表現。かわいらしいエレメントと全体のシルエットでこの商品の個性を記憶してもらうパッケージを開発した。

製品紹介

宮城県の酒造会社が開発した発泡日本酒の製造方法を学び、お米から生まれた自然のほのかな甘味、微炭酸のしゅわしゅわする口当たり、6%と低アルコールの発泡日本酒プレーン味を開発。これをベースに、飽きさせない工夫として、季節の果汁を使ったメロン、イチゴ、ブルーベリーなどの季節商品を開発した。